マルキ・ダンジェルヴィーユは、約200年に渡りヴォルネイでワイン造りを行っている老舗ドメーヌ。「マルキ・ダンジェルヴィーユ」としてワインを造りを始めたのは、現当主ギョーム・ダンジェルヴィーユ氏の祖父マルキ氏。1906年からINAO(フランス原産地呼称統制協会)の創立メンバーの1人であったマルキ氏は、当時フィロキセラの被害にあったブドウ畑の再建に尽力しました。
マルキ・ダンジェルヴィーユのワインは、香り高くエレガントな味わいで、畑ごとの個性を引き出した繊細な造りは、ヴォルネイを代表する造り手として一目置かれています。
2009年ヴィンテージからは全ての畑でビオディナミによるブドウ栽培を行っています。その結果、健全なブドウが育つようになり酒質は明らかに向上。以前よりも長期熟成を経て複雑味が増すより魅力的なスタイルへ進化しました。