クロ・レグリースは、1990年代半ばまでは凡庸な出来でしたが、1997年にガルサン・カティアール家が買収してからは見事に立ち直りました。このワインは、現在アペラシオンで最も豪勢なものの1つであり、しのぐまではいかなくとも、ル・パンやペトリュスといった多くの右岸の星と容易に競う事ができる、評価の基準となるポムロールです。
このシャトーを1997年に買収したガルサン・カティアール家は次から次へと偉業を成し遂げ、1998年と2000年には記念碑的なワインを生産しました。
黒系果実、モカ、土、燻煙 の香りと熟成による複雑味。フィニッシュにはよく融合したタンニンと樽香が感じられます。