ルー・デュモンは日本人醸造家の仲田晃司氏が設立したネゴシアンです。
1999年ヴィンテージから委託生産や瓶買いをはじめ、2000年7月7日、ニュイ・サン・ジョルジュにワイナリーを設立しました。ワイン用のブドウやジュースの買い付けを通じて、ブルゴーニュ各地のメゾンと幅広い交流を持っています。様々な生産者を訪ね歩く地道な活動の中で、仲田氏は生産者が保有する蔵出し古酒を見つけました。シュル・ピル(瓶での買い付け)で仕入れられるそれらの古酒の中で、仲田氏が味見し、コストパフォーマンスに優れていると判断されたものが、こちらの「レア・セレクション」です。まさしくブルゴーニュ古酒のいいとこどり。生産者名は非公開で、あくまで『仲田印』の自信のセレクション。
アタックは非常にまろやかで絹のような舌触り。豊かな果実の深いコクがあります。紅茶やシナモン、トリュフや皮のようなニュアンスが表れており、年数を重ねたブルゴーニュらしい熟成の風味が非常に美しくエレガント。余韻まで優雅さが続く至極の1本です。
ブドウ品種:ピノノワール100%