デューヴァは、2001年にもりーぜに誕生した家族経営の小さな生産者です。1944年より葡萄を栽培していましたが収獲された葡萄は全て共同組合に売っており、瓶詰めワインを造るようになったのはつい最近です。父親から継いだアンジェロが葡萄畑やセラーの修復に出資する決意をしました。
2001年から2004年まではエノロゴにルカ・ダットーマを採用しており、その期間に葡萄の改植等のアドバイスを受けた事によって劇的に品質が向上し、注目を集めるようになりました。
デューヴァのワインへの一番のこだわりは、「葡萄の味を素直にワインに表現する」ということです。
その為に、葡萄の栽培は極力自然に任せます。害虫駆除には農薬の散布は一切行わずに、砂糖と牛乳を混ぜて造った特製の液体を畑に散布することで、葡萄には一切危害を加えない肉食の昆虫を集め害虫を食べさせ駆除を行います。あくまでも、自分たちの土地の個性を残しながら良質なワインを造る」というワイン造りで、あえて一切樽は掛けずに葡萄本来の味わいを表現します。更にSO2の使用も極力控えております。
完熟感のある黒色果実のアロマがふくよかに香り、口中ではまろやかな酸とともに濃厚な果実味が広がります。