ドメーヌ ポンソ
ワイナリーについて
1872年にサン・ロマン出身のウィリアム ポンソから普仏戦争から帰ってモレ サン ドニ村に住み、クロ デ モン リュイザンを含む数種類の畑を購入しました。1920年に従兄弟のイポリットが引き継ぎ、1934年からは全生産量の元詰めを開始しました。その息子であるジャン マリーは、長くモレ サン ドニ村のの村長を務めながら58~80年代前半までドメーヌを運営してきました。さらに、その息子で、前当主のローランは、82年からワインを造ってきましたが、2017年にローランは家族にドメーヌを託し、息子をネゴシアン「ローラン ポンソ」を設立。現在、ローランの妹ローズ・マリーが5代目の当主を務めています。ローズ・マリーは、1997年からドメーヌ参画しています。醸造は、支配人代理も務めるアレクサンドル・アベルが醸造責任者を務め、ローラン・ポンソと同じ哲学をもち、スタイルに変化はありません。 1957年からはメルシエ家との分益耕作の契約で、ドメーヌ シェゾーのラベルで販売されているワインも造っています。また、ピノノワールのディジョン クローンは、ジャン マリーの時代にクロ ド ラ ロッシュの古木から採取されたものが始まり。2001年には、ドメーヌ レオン ヴォルパトを買収し、醸造所を新築しました。
畑
特級畑は、シャンベルタン、シャペル シャンベルタン、グリオット シャンベルタン、シャルム シャンベルタン、クロ ド ラ ロッシュ、クロ サン ドニ、クロ ド ヴージョ。1級畑は、モレ サン ドニ クロ デ モン リュイザン、モレ サン ドニ プルミエ クリュ、シャンボール ミュジニー レ シャルム。村名は、ジュヴレ シャンベルタン、モレ サン ドニ、シャンボール ミュジニー。広域が、ブルゴーニュ ピノノワール。 クロ ド ラ ロッシュ、クロ サン ドニ、モレ サン ドニ1級クロ デ モン リュイザンは、ポンソを代表するワインですが、ここ10年の間にラインナップが大幅に増えました。
栽培
人の介入を可能な限り排除しており、殺虫剤など化学製品は使用せず、有機農法と宣言していません。月や星の運行や植物の生きるリズムは配慮しておりますが、ビオディナミといわれることを好みません。ビオロジックともビオディナミとも異なるアプローチの自然栽培をとります。剪定は、収量が少なく、熟度の上がりやすいコルドン ロワイアにすることで樹勢を抑え、低収量を実現しています。きわめて収穫は遅いですが、選果台は持たず、選果は必ずブドウ畑で行っています。腐敗果が収穫箱の中に混ざるだけで健全果に影響を与えるとして、畑での厳しい選果を徹底しています。平均収量は26hl/haと、コート ドールでも最小レベルです。手摘みは当然ですが、摘んだ房はまず昔ながらの篭に入れ、それを最大17キロ入りの箱に移した後に醸造所へと運んでいます。
醸造
基本的になるべく介入しないワイン造りをおこなっています。ほぼ除梗し、低温浸漬はしません。発酵が始まるのも終わるのも自然に任せます。ピジャージュかルモンタージュは、その年のブドウにあわせてローランが決め、原則温度調節もしないため、比較的高温(通常35℃までで、時に37~38℃)で発酵します。15~18日程度の浸漬後、縦型圧搾機でプレスします。熟成は樽を用いますが、10年以上たった古樽を使用しています。瓶詰め前の澱引きもしません。 収穫の2年目の春から夏の月の満ち欠けをみて瓶詰めをします。収穫時にわずかな亜硫酸を用い、その後は窒素ガスや炭酸ガスなどの不活性ガスでワインを保護します。その後は、瓶詰め時でも亜硫酸は使用しません。 瓶詰め後数年は色も風味も薄いですが、熟成後には驚くべき色香を放ちます。
2018モレ サン ドニ プルミエ クリュ キュヴェ デ ザルエット ドメーヌ ポンソ
ブドウ品種:ピノノワール
タイプ:赤ワイン
標高300メートルを越える高地にあるプルミエ・クリュ・モン・リュイザンで栽培されるピノ・ノワールから造られたワインです。 フローラルでデリケート、しかしストラクチャーはしっかりした味わいです。
26,400 円(税込)