ルイ ジャド
ワイナリーについて
ベルギーから来たジャド家が1829年に、ボーヌのクロ デ ズルシュルを購入したのがワイナリーの始まりです。1859年にルイ アンリ ドゥニ ジャドがメゾン ルイ ジャドを設立し、北ヨーロッパへの販路を開拓しました。1900年には息子のジャン ルイ パプティストが引き継ぎ、コルトン シャルルマーニュなどの畑を購入しました。次代のルイ オーギュスト ジャドが、イギリスやアメリカの販路を広げました。それを助けたのが、アメリカでコブランド社を創設したルディ コプフ。54年に、オーギュストの代理人としてアンドレ ガジェが入社し、62年のオーギュストの死後、経営者となりました。70年には、ジャック ラディエールが補佐に加わり、84年からはガジェの息子のピエール アンリ ガジェも加わります。85年には、ジャド夫人は、経営安定化のため、アメリカの販売元でもあるコブランド社のルディ コプフにメゾン ルイ ジャドを売却。92年には、ピエール アンリ ガジェが経営者に就任しました。2012年に、醸造責任者は、ジャック ラディエールからフレデリック バルニエに引き継がれました。
畑
★所有表示畑★
・Domaine des HeritiersnLouis Jadot:ジャド家の所有畑
・Domaine Gagey:アンドレ ガジェ家の所有畑
・Domaine Louis Jadot:1985年にクレール ダユ買収によりジャド社が所有するに至った畑
・Domaine du Chateau de La Commaraine:以前からジャブレ・ヴェルシェレのワインを造ってきましたが、同社が経営破綻したためにドメーヌ化しました
以上すべてが共通のラベルで販売されます。
★その他の畑★
ボジョレのシャトー デ ジャックとシャサーニュのドメーヌ デュ ジャック ド マジェンタの栽培、醸造、販売もおこなっています。2008年にプイィ フィッセのドメーヌ フェレも購入しました。
これらのラベルにはジャド社の社名は入っていません。
栽培
1990年代の初めから、化学肥料や除草剤といった化製品は一切使わずに栽培をしています。畑によりトラクターや馬を使用していますが、表面の浅いところに働きかけるだけで、深いところの作用の邪魔をしないようにすることで、より深く根を張らせるようにしています。厳しい剪定をおこない、深く肥沃な畑ではあえて草をはやしています。5年前からは、ボーヌ周辺の14haとムーラン ナヴァンのシャトー デ ジャックの一部から、ビオディナミを採用し、他の畑へも拡大しています。
醸造
畑で選果しながらすべて手収穫し、ときにセラーでも選果をします。可能な限り手を加えない醸造で、温度調整もほとんどしません。
★赤ワイン造り★
完全に除梗後、オークかステンレスの発酵槽で、天然酵母だけで高めの温度で発酵させます。1日数回のピジャージュをしながら、長く浸漬させます。樽に移してから、冬にかけてゆっくりマロラクティック発酵をおこないます。樽熟成期間は、12~18カ月と長めで、地域や村名ものはステンレスタンクで字果実味を保つようにします。1級と特級畑のものは、複雑性をもとめて樽を使用します。新樽率は30%までと控えめで、清澄はおこなわず、必要に応じて濾過をします。
★白ワイン造り
全房圧搾をし、36時間静置してから、天然酵母で発酵。シャブリやマコンはステンレスタンクを使用しますが、他は樽で発酵させます。マロラクティック発酵は、ワインにあわせて一部もしくはすべておこないます。長く熟成させて、アロマを引き出してから軽く清澄して瓶詰めをおこないます。
発酵・熟成のための樽は、1995年にラドワ セリニー村に自社で設立した製樽メーカーのカデュスを使います。フランス製のオークのみを使用し、製材後30カ月天日で寝かせてから製樽として加工します。
2008ミュジニー グラン クリュ ルイ ジャド
ブドウ品種:ピノノワール
タイプ:赤ワイン
エレガントでフィネスのある典型的なピノ・ノワール種の高貴な味わい。ワインの柔らかさや、豊満さ、気品が、他のワインを圧倒するスケールです。
180,000 円(税込)