ロシニョール・トラぺは、ジュヴレ・シャンベルタンでも名高い区画の持ち主として知られた、ルイ・トラペの分割により誕生したドメーヌです。
16世紀からジュヴレ・シャンベルタンでワイン造りに携わる名門トラぺ家には、2人の子供がいました。ルイ氏は2人の子供に均等に畑を相続させ、長男はジャン・ルイ・トラペを、ロシニョール家に嫁いだ娘は夫ジャック氏と共にドメーヌ・ロシニョール・トラペをスタートしました。ロシニョール・トラペとしてのファーストヴィンテージは1990年。現在はジャック氏の2人の息子、ニコラ氏とダヴィド氏がドメーヌを運営しており、ブルゴーニュ新世代のエースとして注目を集めています。
こちらのワインには、ジュヴレ・シャンベルタンの2区画のブドウが主に使用されています。豊かな果実味とミネラル感を兼ね備えています。有機農法のブドウから造られる、華やかできれいな酸味が魅力的な味わいが特徴です。
ラズベリーとクランベリーの華やかな果実のアロマが広がります。軽やかな口当たりで、繊細な味わいに力強さを秘めた奥行きのある味わい。ピュアな果実味と赤系果実を思わせる酸味が口内を満たし、旨味が感じられます。
ブドウ品種:ピノノワール