2001年に創業したアニェス・パケは、今日のブルゴーニュ新世代を象徴するような存在です。実質ビオロジックのリュット・レゾネ栽培を創業当初から実践しています。さらに、ぶどう樹を1本1本観察して優れた樹の選抜と育成を行う「マス・セレクション」にも取り組むなど地道な努力を続けながら、女性ながら急斜面をものともせずに畑仕事に精魂込めています。「美味しい料理を引き立て、ガストロノミーに愛されるワインを造りたい」という彼女の願いは叶い、オークセイ・デュレスというややマイナーなアペラシオンにもかかわらず、その品質に感動した「コート・ドール」、「ランズブール」、「ポール・ボキューズ」、「ジョルジュ・ブラン」といったフランス・ミシュラン3つ星レストランのソムリエ達が、こぞってオンリストするようになりました。彼女のワインは、透き通るようにピュアで清らかな口当たりながら、大地の滋養の結晶たる深いうまみに満ち溢れています。
地元ムロワジー村のリウ・ディ「リエ」と、ボービニィ村のリウ・ディ「スー・ル・シャトー」の2区画合計で1.5ha。平均樹齢40年。456リットルの樽(新樽率15%)で発酵&10ヶ月間熟成。
ブドウ品種:シャルドネ100%