発泡性ワインのラベル表記

クリスマスにお正月とこれからスパークリングワインが重宝する時期になりましたね。


こんなラベルを見かけました。
あれ?
なんか変ですよね、このラベル。
Blanc de Noirとは「赤ワイン用の品種でつくったスパークリングワイン」のはずですが・・
赤品種のボバルはOKとして、それ以外に白品種のソーヴィニヨンブランとマカベオがはいっています。

ちなみに、「Blanc de Noir」とは、本来シャンパーニュ地方での表現ですが、シャンパーニュ地方以外でも瓶内二次発酵でつくったスパークリングワインを「Blanc de Blanc」もしくは「Blanc de Noir」という言い方をすることがあります。

ソムリエ協会の教本で調べてみました。

「ブランド・ノワール 仏 Blanc de Noirs
黒ブドウ(赤ワイン用品種)のみから造られた無色のシャンパーニュ。ピノ・ノワールやムニエの色素は果皮にあるため、上手に圧搾して果皮と果汁を分離すれば色着かない。語彙的にはふたつの黒ブドウの両方が使え、ムニエ100%もあり得るが。一般的にはピノ・ノワール100%が多い。」
と記載されています。

では、WSET(LEVEL3)の教本はどうでしょうか。

「ブラン・ドゥ・ブラン(Blanc de Blancs)
黒ブドウ品種だけを使って造られる発泡性白ワイン。」

やはり、赤ワイン用の品種のみでつくったスパークリングワインのようですね。
インポーターさんに問い合わせてみたところ、↓の回答が返ってきました。


「ご質問の件に関しましてですが、私も黒ブドウのみから造られものがブラン・ド・ノワールを名乗れると思っていたのですが、単一品種と複数の品種をブレンドして造られるものがあるそうです。
ブレンドの割合は生産者によって異なるようですが、ブレンドによってより複雑でバランスのとれたものが造られるとの事です。」

スペインでは、複数の品種をブレンドしても「ブランド・ノワール」と名乗れるようです。
実物は教科書とおりではないですね。
まさにREALなワインです笑
久しぶりにRAREワインと出会いました。